2016-12-01から1日間の記事一覧

「デカルトの循環」(g) ・・・ デカルトの懐疑は方法的懐疑ではない ⑧

「デカルトの循環」(e)で見たように、 我々が実際に明晰に認識することは、神の存在であれ何であれ、いずれ想起の対象となる。即ち、「以前に明晰に認識したことを我々が想起すること」となる。しかし、神の存在であれ何であれ、或る「事物が真であることを…